鳥取県米子市淀江町福岡977-2 (上淀白鳳の丘 展示館)

西暦600年代、上淀集落東側の高台に、飛鳥後期に建立されたと推測される古代の寺院跡は、300年後の平安時代に消失。上淀地区にあった名前のわからない寺という意味で「上淀廃寺」と呼ばれています。
平成3年2月から発掘調査を行い、5月には金堂跡から法隆寺金堂壁画と並ぶ我が国最古の寺院壁画が出土。
壁画は金堂の壁の内側に描かれていたもので、自然の絵の具を使って、仏や風景が描かれており、「変相図」と呼ばれる仏教の物語が描かれていたものと考えられます。
壁土は現在までに約4,300点が出土し、そのうち約1,300点の壁画が含まれ、そのほか壁土に混じって仏像の破片約1,900点やコンテナ約1,800箱分の瓦などが出土しました。 また平成4年の調査では、金堂の東側に南北3塔が並ぶというわが国初確認の建物配置が確認され、再び全国の注目を浴びることに。ちなみに、妻木晩田遺跡とともに、国指定史跡となっています。
法隆寺金堂壁画に匹敵するほどの壁画を備える大寺院が存在したこの地には、ほかにも「妻木晩田遺跡」、「向山古墳群」など山陰地方の弥生時代像の見直しを迫る資料が数多く発見されており、先人の息吹と古代ロマンにおのずと興味を掻き立てられます。
この場所に立ち、太古のロマンに思いを馳せながら、しばし歴史の尊さを実感。
ココ淀江エリアには、そんな貴重なポイントが数多く残されています。
まずは、この場所で予習から
多くの出土品・資料が眠る歴史ミュージアム
隣接する「上淀白鳳の丘 展示館」には、「上淀廃寺」の貴重な壁画や「岩屋谷古墳」から出土した国の重要文化財「石馬」、角田遺跡の絵画土器をはじめとした出土品を展示。
| 所在地 | 鳥取県米子市淀江町福岡977-2 |
| 電話:FAX | 0859-56-2271 |
| 駐車場 | あり |
| アクセス | 米子空港より車で35分 JR米子駅より車で25分 |
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update:2011-09-29